標高2447m、汗と絶景の先にあるご褒美へ。「鉢盛山登山マラソン」
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朝日村で毎年夏に開催されている「鉢盛山登山マラソン」。名前だけ聞くと「ロード?トレイル?一体どんなレース?」と思う方も多いかもしれません。実はこの大会、村役場をスタートしてロード→林道→登山道と姿を変えながら、朝日村のシンボルである鉢盛山(標高2447m)の山頂を目指し、また村役場まで戻ってくるという、なんとも欲張りな一本のコースなんです。今回はそんな鉢盛山登山マラソンの魅力を、公式サイトの情報をもとにゆるっとまとめてみました。
大会の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 第八回 鉢盛山登山マラソン |
| 開催日 | 2026年8月9日(日) |
| 会場 | 長野県東筑摩郡朝日村古見1555-1(朝日村役場) |
| エントリー期間 | 2026年3月20日(金)~7月25日(土) |
| 距離(スカイコース) | 約38km |
朝日村役場をスタート&フィニッシュ地点に、ロード区間・林道区間・登山道区間という3つの表情を持つコースを駆け抜けるのが最大の特徴です。
歴史は村の記念すべき年から
この大会が生まれたのは2018年、朝日村の開村130周年を記念してのこと。2019年に第二回を迎えたものの、2020年は新型コロナウイルスの影響で募集開始後に中止、2021年も開催見送りという苦しい時期を経て、2022年に見事復活。以来、毎年夏に開催が続けられています。積み重ねてきた歴史そのものが、この大会の「あきらめない強さ」を物語っているようです。
3つのコース、それぞれの楽しみ方
鉢盛山登山マラソンには、走力や経験に合わせて選べる3つのコースが用意されています。

| コース | 距離 | 折り返し地点 | 定員 | 制限時間 | 参加費 | スタート時刻 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| スカイコース | 38km | 山頂奥・反射板 | 300人 | 7時間 | 9,000円 | 6:30 |
| トレイルコース | 32km | 登山口 | 150人 | 6時間 | 7,000円 | 7:30 |
| ロードコース | 12km | 林道ゲート | 100人 | 3時間 | 4,000円 | 8:30 |
スカイコースは、標高2447mの鉢盛山山頂を目指す、この大会いちばんの挑戦コース。舗装路のロード区間(約5km)から未舗装の林道区間(約11km)、そして険しい登山道区間(約3km)へと表情を変えながら、最後は山頂の少し先にある反射板が折り返し地点になります。
トレイルコースはスカイコースと同じ道をたどりながら、登山口で折り返し。山頂を目指す仲間とすれ違ったり、余裕があれば折り返し地点の先にある鎖川源流の滝を眺めたりと、山道ならではの雰囲気をしっかり味わえます。
ロードコースはアスファルトのみで構成されていますが、侮るなかれ。アップダウンがしっかりあって、走りごたえは十分です。
山頂だけの、とっておきのご褒美
スカイコースで見事折り返し地点の鉢盛山山頂にたどり着いた参加者には、山頂でしか手に入らない「登頂証」がプレゼントされます。登頂証は大会ごとにデザインが異なり、第一回から第十回まで集め切ると、なんと大会名が完成するという粋な仕掛け。毎年挑戦したくなる、そんな仕掛けが用意されています。

コース攻略のヒント
公式サイトのコース紹介には、実際に走った人ならではのアドバイスがたくさん詰まっています。いくつかご紹介すると――
- スタート直後は登りが緩やかで飛ばしたくなりますが、1.5km付近の下りを過ぎるとだんだん斜度が上がってくるので、序盤は抑えめが吉。
- 6km地点の林道ゲートからしばらくは路面状態が良く快調に走れますが、奥に進むにつれて石が増え、斜度もじわじわアップ。特に12km付近からが踏ん張りどころです。
- 16km地点の登山口からはいよいよ本格的な登山道へ。約900mで標高差430mを登る急登が待っていますが、焦らず淡々と進むのがコツ。視界が開ける「村界尾根」からは朝日村はもちろん、条件が良ければ遠く富士山まで見えることもあるのだとか。
- 復路は「下り優先」で譲り合いを。脚を使い切らないよう温存しながら下り、最後に待つ上り坂に備えるのがポイントです。
夏まっさかりの開催で気象コンディションは決して楽ではありませんが、標高が上がるにつれて気温は下がり、山頂は村内よりおよそ10℃も涼しいのだそう。北アルプスの絶景とともに、汗を流した分だけのご褒美が待っています。
制限時間だからこその達成感
スカイコースの制限時間は7時間とタイトな設定です。しかしだからこそ、完走できたときの喜びはひとしお。公式サイトでも「完走できることに価値があり、参加者の充実感につながる」と紹介されている通り、この大会は「厳しさ」も含めて魅力の一部になっているようです。
まとめ:一度は挑んでみたい、村と山をまるごと味わうレース
鉢盛山登山マラソンは、ただ長い距離を走るだけの大会ではありません。朝日村の暮らしを支えてきた鉢盛山と鎖川、その自然の中を自分の脚で駆け抜け、山頂からの絶景というご褒美を受け取る――そんな特別な体験ができる大会です。ロードだけのコースから本格的な登山マラソンまで、自分のレベルに合わせて挑戦できるのも嬉しいポイント。次の夏、朝日村で自分の限界にちょっとだけ挑んでみませんか。